• 会社案内
  • 事業内容
  • 事業実績
  • ブログ・SNS
  • スタッフ募集
  • 校正学校
  • お問い合わせ
『リッツ・カールトンと日本人の流儀』(ポプラ社)



【校正担当者より】

「江戸しぐさ」

 いつだったか、一時期さかんに取り上げられた言葉だったように記憶していますが、本書を読んでいて、ふとこの言葉を思い出しました。


 江戸しぐさは、様々なひとが集まる江戸の町において、トラブルを未然に防ぎ、互いが気持ちよく暮らせるようにと生まれたそうです。
 そのうちのひとつとして知られる「傘かしげ」のように、互いが気持ちよく暮らすための江戸しぐさには、相手の心に寄り添った配慮や気遣いが根底にあるのではと私は感じています。


 本書はおもに、仕事をしていくうえでの心のありようについて書かれていますが、様々な具体例とともに語られている「心のおもてなし」などの「日本人の流儀」も、その意味で江戸しぐさと相通じるのではないでしょうか。
 自分がいま向かい合っている相手、そしてその先にいる、これから向かい合う相手。
 そのひとたちのために、自分に何ができるのか、何をするのが最良なのか。
 そこに思いを馳せ、心を砕くことを、リッツ・カールトンなどのホテルマンとして培った経験をもとに、著者の高野登さんが丁寧な語り口で思い出させてくれます。


 ちなみに、本書で紹介されているリッツ・カールトンの理念が書かれたクレドカードですが、スタッフでなくてもホテルの方に頼めばいただけるそうです。
 興味のある方は、1枚手元に置かれてみてはいかがでしょうか。

《文責:幹佳(校閲部)》





リッツ・カールトンと日本人の流儀


著者:高野 登
版元:ポプラ社

【内容紹介】
人とつながり人生を豊かにする
ホスピタリティという生き方

毎日の生活を支えるものは、
自らが得たものである。
長い人生を支えるものは、
人に対して与えたものである。

人生の価値は、社会や周囲にどれだけ貢献したかで決まる。
そのために、今日から私たちは何をなすべきか?
リッツ・カールトンで「サービスの真髄」を体得し、
日本各地で人材・地域づくりのサポートに尽力する著者が伝える
ホスピタリティとリーダーシップ。
版元サイトより)

東京神楽坂 書籍校閲専門 鴎来堂(おうらいどう)
http://www.ouraidou.net/
| worksouraidou | 実用書 | 23:43 | - | - |
『子供に自慢できる 日本史話のネタ帳』(講談社)



【校正担当者より】

みなさんは子供から質問を受けたら、どのように答えますか?

私の父は、「辞書を引け」でした。答えを知らないからなのか、自分で調べる力を養ってほしいからなのか、今となっては謎ですが、もしかしたら、その時の答えが子供の将来に影響を与えるかもしれません。

『子供に自慢できる 日本史話のネタ帳』は実際に著者が子供から歴史の疑問を挙げてもらい、それに答える形式を取っているため、子供とのコミュニケーションを図るのにうってつけの本です。
この本からネタを仕入れて、子供に話して聞かせたら、子供の見る目がちょっと変わるかも??
また大人でも知らないことが盛り沢山なので、読むと誰かに話したくなります。
私も校正をしながら、へぇ〜、の連続で、日本史をもっと深く知りたいなと思いました。
何年に何をしたのか、何が起こったのかも大事なことですが、エピソードは歴史そのものに興味を抱くキッカケになるかもしれません。

この本はFC(ファクトチェック、事実確認とも。ゲラに記されている内容が正しいかを確認する)の固まりでした。
様々な資料と首っぴきで、調べを進めました。ちょうど年末年始だったため、図書館の開館日にも追い立てられました。

調べながら、高校時代に習ったあの出来事の裏ではこんなことがあったのかとか、あの出来事があったからこの出来事が起こったのかとか、いかにその時学んでいたことが表面的な出来事をなぞるだけだったのかを知りました。
興味を持って自分で調べていたら、また別だったのでしょう。
あの時にこの本に出会えていたら、もうちょっと楽しみながら日本史の授業を受けられていたのかもしれないなぁ。

《文責:H・M(校閲部)》




子供に自慢できる 日本史話のネタ帳
著者:河合 敦
版元:講談社

【内容紹介】
「天皇の個人名は誰がつける?」「日露戦争の借金の返済はどうした?」など難問・疑問に、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)でおなじみのカリスマ教師・河合先生がキッチリ回答する、おもしろ日本史Q&A!

教科書や参考書には決して載っていないけれど、誰もが疑問に思うようなテーマを、わかりやすく解説。読めば人に教えたくなる話のネタが満載。これであなたも日本史通になれる!

●歴代天皇のなかで、最も長寿だった天皇は誰ですか
●陰陽師(おんみょうじ)というのは、本当はどんな仕事をしていたのですか
●史実の一休さんは、本当にとんちが得意だったのですか
●黄金の国ジパングは日本ではなかったって本当ですか
●何とも不思議な参勤交代、なぜこんな制度ができたのですか
●関東大震災でも義援金が集まったり、ボランティア活動がおこなわれたのですか
●戦争放棄を含む画期的な日本国憲法がたった10日でつくられたというのは本当ですか
●台風に外国人女性の名前をつけていたというのは本当ですか
版元サイトより)

東京神楽坂 書籍校閲専門 鴎来堂(おうらいどう)
http://www.ouraidou.net/
| worksouraidou | 実用書 | 07:19 | - | - |
『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』(ポプラ社)



【組版担当者より】
皆さんはワインは好きですか? 私は好きです。
では、ワインに詳しいですか? 私は、そうでもありません。だって銘柄とか多すぎて、何がなんだかわからない。どうにかこうにか美味しかったワインの、ラベルのデザインをおぼろげ(どうしても、酔ってますからね……)に覚えている……ような状態なのですが。

このエッセイは、作家の三浦しをんさんが、ソムリエの岡元麻理恵さんを先生として、ワインをより美味しく味わうために、レッスンを受ける……というものです。ソムリエの方に、というと敷居が高く感じられますが、岡元先生は分かりやすく優しい言葉で、さまざまな角度から、ワインについて教えてくださいます。舌触りを例えるためのサンプルに、「舞妓さんの汗拭きガーゼ」を含めてくださったり、相性を知るための食べ物に「カレー」を含めてくださったりと、中流庶民でただの飲んだくれの私にも、分かりやすいし面白い……!
そして三浦さんがまた、ユーモア溢れる文章で、すべての体験についての感想を書かれています。ワインをたとえるのに島耕作が何故? とお思いでしょう。でも読めば何故か納得してしまうのです。そしてそのワインを味わってみたい、と思ってしまうのです。
三浦さんを取り巻く人々もまた、ユーモアたっぷりの面々で面白い。特に、ワインの味で幻想のようなの映像を見てしまうKさんには、是非他の食べ物での感想も聞いてみたくなってしまうほど。
ワインが好きだな、ワインに興味がある、と思う方は是非、読んでみてください。きっとちょっとだけワインが、自分に近いお酒に感じられるに違いありません。

ちなみに、私はこの本を読んで、目隠しして赤と白とロゼを飲み当ててみる、というのを実践してみました。そして一回目は思いっ切り外しました。案外……そう、びっくりするほど分からないものなんですよ……。

《文責:まつを(組版・装丁室)》




黄金の丘で君と転げまわりたいのだ
著者:三浦しをん
   岡元麻理恵
版元:ポプラ社

【内容紹介】
作家・三浦しをんが、ワインのスペシャリストに入門!
「情報を捨てよ、楽しくワインを飲もう」のススメ。

三浦:このワイン、近くのスーパーにある!
   適温で飲むだけで、味がこんなに変わるんですね!
岡元:「赤は室温、白は冷やす」といわれますが、
   日本の室温で飲んでおいしくなるワインはまずありません。

「覚えるのが苦手」な超初級者でも大丈夫。
目からウロコのレッスン続々!
安いワインでもワイングラスで飲めば、3割増しに!
どんな料理とも相性バツグンの万能ワインって?
好みのブドウの品種を見つけたら、大ハズレはない。
絶対失敗しない、目的別ワイン選び。etc.
版元サイトより)

東京神楽坂 書籍校閲専門 鴎来堂(おうらいどう)
http://www.ouraidou.net/
| worksouraidou | 実用書 | 15:09 | - | - |
『子どもに絶対ウケる! 「パパ鉄」バイブル〜大満足の全国鉄道スポット55』(講談社)


【担当校正者より】
 みなさま初めまして、校正者の卵・おーかわと申します。
 この度「Twitterで雑談ばかりしてないでたまには真面目に仕事してるところもお見せしなさい」との命が下りました。しばしお付き合い下さいませ。

 さて、この『子どもに絶対ウケる!「パパ鉄」バイブル〜大満足の全国鉄道スポット55』のような実用書には、事実確認(記載内容が事実に即しているか調査確認する作業。ファクトチェックとも)が必要となります。本書は事実確認の必要な事項が多かったため、初校段階では事実確認と素読みを複数の校正者で分担しました。
 私は素読みを受け持ち、単純誤植指摘・体裁確認・表記統一などの作業に専念。図版が多い本のため、
「原稿入朱指示は駅舎が切れないようにとのことですがトリミング位置OKでしょうか?」
「地図中のJR線名表記は“JR○×線”の形にソロエますか?」
「指示線左端この位置ですと栃木県内に見えます、群馬県内に移動しますか?」
などの、写真や地図に関する指摘が多くなりました。
 また「p.△とp.□で車移動区間の矢印の太さが異なるように見えます、ママOKでしょうか?」「この箇所p.☆と同じテキストが入っておりますっ、データサシカエお願いします!!」などといった、各頁のレイアウトが共通している本ならではの指摘もありました。
 さらに、事実確認の結果をまとめる作業(確認印・鉛筆出しをゲラに転記し、鉛筆出しの根拠となる添付資料を調える)までが私の担当だったのですが、なにぶん分業制を採用せざるを得なかったほどですので、転記作業だけでもかなりの時間を要しました(具体的な所要時間は……ご想像にお任せ致します)。

 父となった“鉄ちゃん”、すなわち“パパ鉄”。家庭を持ったのちも“鉄ちゃん”たり続けるためには、妻や我が子にも旅を満喫してもらえるプランを企画し、少しずつ家族を“鉄の道”に引き込むべし。
 こんなコンセプトのもと、都内はもちろん北は北海道から南は鹿児島まで、家族で楽しめる鉄道関連の観光スポット・宿泊施設などをまとめた“パパ鉄”による“パパ鉄”のためのガイドブック。
 本書の見どころは何と言っても、全編を通じてふんだんに盛り込まれている著者ご自身が撮影された写真です。これさえあれば確実に家族の理解が得られる、と断言することはさすがにできませんが、少なくとも私は校正作業をするうちに「SLやまぐち見てみたいなあ、江ノ電沿線観光もいいなあ、寝台特急の二階個室から星空を眺めるのも素敵だけど、切符なかなか取れないんだろうなあ」などと思うようになりました。
 ちなみに私は鉄道に関しては全くの素人です。SLというと『おしいれのぼうけん』で覚えた「デゴイチ」しか出てきません……まずは鉄道博物館(本書p.76にも登場)で基礎からきっちり勉強するのが先でしょうか?
《文責:おーかわ(校閲部)》



『子どもに絶対ウケる! 「パパ鉄」バイブル〜大満足の全国鉄道スポット55』 (講談社の実用BOOK)
著者:笹田昌宏
版元:講談社


【内容紹介】
「一生の宝物」になる旅、きっと見つかる!
家族みんなを笑顔にする、充実の鉄道旅行プラン満載!!

乗る! 撮る! 遊ぶ! 学ぶ!
面白列車、絶景、博物館、レストラン、ホテル……乗りたい、行きたい場所をギュギュッと凝縮!

どんな季節でも、どんな場所に住んでいても使える! 楽しめる!
●「鬼太郎列車」で水木ワールドを堪能する旅
●高原鉄道で日本の鉄道最高地点に到達する旅
●SLに乗ってサンタに会う素敵なクリスマスの旅
●水の都で新幹線ができるまでを学ぶ旅
●レトロ車掌車で手打ちそばを味わい陶芸にいそしむ旅
●日本海の雄大な景色と多彩な車両に感動する旅
――and more!
版元サイトより)

東京神楽坂 書籍校閲専門 鴎来堂(おうらいどう)
http://www.ouraidou.net/
| worksouraidou | 実用書 | 21:01 | - | - |
東京よいところだけ、スケッチ散歩
東京よいところだけ、スケッチ散歩
東京よいところだけ、スケッチ散歩
東京を描く市民の会

「スケッチ散歩」という言葉のとおり、
歩く速さと歩く目の高さで、東京をスケッチブックに切り取っていきます。
イラストたくさんでゴージャスです。

スケッチの実用書としても、
パラパラ眺める読み物としても、
なじみの街のガイドブックとしても、
いろんな読み方が出来る本ですね。
絵ごころの無い僕のような人でも(こそ)楽しめる一冊です。

もちろん、我らが神楽坂にもページが割いてあります。
校閲にも力が入るってモンです!


僕は昔オーストラリアを長い時間かけて旅をしたことがあります。
その時、スケッチブックは
言葉の溝を埋めるコミュニケーションツールとして役に立ちました。
「ボンダイビーチまで電車とバスとどっちで行くのがいいかしら」
なんて事は簡単な絵で結構通じる。
(それくらい話せるだろ!)


僕もこれくらい絵が描けたらなあ、
なんて思いながら読みました。
| worksouraidou | 実用書 | 17:43 | - | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>