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『ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編(上)』(星海社文庫)


【校正担当者より】

 はい、みなさま、こんにちは〜。
 今回紹介する作品は、少々変わった経歴のものです。

 元々は、同人サークルによるコンピュータゲームで、そこからさまざまなメディアへと展開されています。
 小説としては、講談社さまより「講談社BOX」として世に出ており、それを星海社さまが、文庫として再び刊行したものの1巻目が、本作品です。

 『ひぐらしのなく頃に』は連作式であり、「出題編」「解答編」とよばれるものがそれぞれ4編、さらにひとつの編が上・下巻に分かれていることが多いため、計16冊にもおよぶ大作です。
 「出題編」で語られた謎が、「解答編」にて少しずつ明かされていく様は見事の一言です。そして明かされた“真相”にたいして戦いを挑む最後の物語は、涙なくしては読めません。読破するのはなかなか大変ですが、それに見合う面白さだと思います。

 しかし。
 校正者としては、手強い相手でした。
 なぜかというと、この作品は「つけあわせ案件」だったからです。
 当社のブログ(3月1日)より引用しますと、

「つけあわせ」は「原稿」と「ゲラ」を、
ひと文字ずつ、ひと文字ずつ、地道に追っていく作業

 であります。

 そして。
 この案件のゲラは、先のブログにもチラッと出ている、「OCR」を使ったものだったのです。

 「OCR」とは何ぞや、というと。

OCR(Optical Character Recognition ,Optical Character Reader, 光学式文字読み取り装置)は,スキャナを使って紙の上の文字を読み取り,コード化した文字データに変換する方式である.
 (日本エディタースクール編『新編 出版編集技術 下巻』より引用)

 とのことです。

 これの何が大変かというと。
 “よく似た形の、別の文字になっている可能性がある”ということなのですよ。

 たとえば。
 「ろ」が「う」になっていたり。
 昇降口の「口」がカタカナの「ロ」になっていたり。

 まあ、このへんはいいんです。しかし。

 質問の「問」が瞬間の「間」になっていたり。
 祟りの「祟」が崇めるの「崇」になっていたり。
 嗚咽の「嗚」が鳴くの「鳴」になっていたり。

 ここらへんになると、虫眼鏡が手放せません。

 極めつきは。
 「へ」と「ヘ」。
 みなさま、お分かりでしょうか。
 そう、ひらがなの「へ」とカタカナの「ヘ」です。

 「分かるかーい!!」と高速裏手ツッコミをかましたい気持ちをこらえつつ、虫眼鏡でじっくり観察……しても、分からない……(泣)

 同僚によると、カーブ具合が違うとのこと。
 (※効果にはフォント差があります。ご了承ください)
 心の友のアドバイスで事なきを得ましたが……。
 いやはや、OCR……恐ろしい子!

 ……なんだか、すっかりOCRの話になってしまいましたね。
 まあ、校正者はこういうこともやってるんですよー、ということで、「へぇ〜」と思っていただければ幸いです。

 では、みなさま、ごきげんよう〜。
 

《文責:M・S(校閲部)》




ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (上) (星海社文庫)

著者:竜騎士07
版元:星海社

【内容紹介】
昭和54年6月、雛見沢に惨劇が起きた。
建設中だった雛見沢ダムの現場監督が作業員たちに殺された上、四肢をバラバラに切断されたのだ。犯人たちはすぐに自首したが、主犯格の男だけは現場監督の右腕と共に行方不明。ついに発見されることはなかった。
以来、雛見沢では毎年6月に一人が死んで一人が消えるという「雛見沢連続怪死事件」が発生するようになる。雛見沢の人々は、これを土地の守り神「オヤシロさま」の祟りと呼んで恐れた。

昭和58年初夏――都会からこの地へ引っ越してきた前原圭一は、平和な毎日の中でダム現場の惨劇と「オヤシロさまの祟り」の存在を知る。雛見沢の暗部に興味を持った圭一に対し、人々は一様に口を閉ざすのだった。
そして6月。「綿流し」の祭りの夜にそれは起こる。
雛見沢連続怪死事件の影が、圭一を徐々に呑み込もうとしていた……。
版元特設サイトより。※本編を無期限公開中)

東京神楽坂 書籍校閲専門 鴎来堂(おうらいどう)
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